─ 黒珊瑚亭 ─
…爺様は、元よりそのつもりだろーよ。
[聞こえた声>>10に、ぼそりと呟く推測はそれを肯定するもの。
ナターリエのように叱ることも諭すこともしないで]
爺様が言ったことは解りたくもねーし、やりたくもねーよ。
けどな。
少なくとも、爺様はここに集めた中に人狼がいると思った上で自分が結社…人狼の敵だって宣言したんだ。
食われる覚悟が無きゃ、んなこと出来ねーよ。
[カヤに向ける視線はいつものそれではなく、冷たさを帯びたもの。
それは少年に対してでなく、推測できる自衛団長の考えに対しての怒りでなのだが少年には伝わるかどうか]