[ノーラの傍に膝をついたまま、彼女を刺したアーベル>>19へと涙で潤む瞳を向けて]どう、する……なんて。どうすれば終わらせられるなんて、一つしか、ないのに。[落ちる視線は床に落ちたナイフへと向かう。けれど、手を伸ばす、それよりも早く近付いてくる影>>20に気付き、立ち上がりながら後ろへと後退った]