――きゃっ! [ばたっ][なんということでしょう、足元を横切ってきた小動物――シルエットからしてリスでしょう――を避けようとしたはずみに転んでしまいました。突然割って入った音のせいで合奏は止み青いきのこは飛び跳ね去っていきます]あっきのこさん……、……きのこさん待ってくださいましーっ[と言っても待つようなきのこではありませんでした。残された私と妖精さんは自然と顔を見合わせる形になります]…………。[せっかくお手伝いしていただいたのに何とお詫びをしたらいいのやら……**]