─ 庭→音楽室 ─うん……わかってる。[承諾の言葉>>18に短く返し。風が髪を乱すまま、しばしその場に佇んで。身体の冷えを感じる頃には、視界も落ち着いてきて、屋敷の中へと戻る。足を向けたのは、自室でも広間でもなく、音楽室]…………。[鍵盤の蓋を開け、その前に座り、ひとつ、ふたつ、音色を紡ぎ。それから、ゆっくりと奏で始めるのは鎮魂の曲。せめて安らかに、と。それを望める死に様ではなかった、けれど]