嗚呼、面倒を掛けたな。[現れた男に目を向ける。端的な報告に軽く頭を下げた。>>18嗚呼、それにしても。]……分かり易いな。[呟いた言葉は、イヴァンの元へ駆け寄っていく妹には届いたかどうか。イヴァンがこちらを気にしているようだったので、>>35]あまり遅くなるなよ。[キリルにそうとだけ声を掛けて、広場から立ち去ることにした。自分の用事は済んでいるし、これ以上留まるのはきっと野暮というものだ。]