ラーイ、だめだよ。 私、さっき、君の言葉を聞いたじゃないか。 ……だからラーイも、約束、守ってよ。[涙で霞む視界の向こう、ほたりと幾つもあかいいろが落ちた] お願いだから、……死なないで。 [力尽きようとする友人に近付き、頭を胸元に抱き寄せ此方に視線を向ける魔物を睨みつけた]