─階段前─[階段前にたどり着いた時には、そこには人が集まっていて。蛍子が問い、佑一郎が下へと降りていく。問いに対する春陽の答えに、は、と息を吐いた]……川島。お前の受け取ったその判定……間違いないんか。とー、なる、と。[ここで一度、言葉を切って]俺とお前って、さぁ。……どーあっても、同一陣営になれん運命でもあるんかね?[問う口調は、常と変わらない、ものの。向ける視線は、いつになく険しいものだった**]