─ → 一階/エントランス ─[降りる先に感じる人の気配>>49。顔を上げ、隻眼で見遣る]……ああ、 ジラント さん、ここに居た。[醜い肌を晒したままでわらう僕を、彼はどんな風に見ただろう。僕は一歩一歩、僅かに揺れながら彼との距離を詰めるべく近付いて行く]