……そう、それ。[>>51 近づいてきたライヒアルトの呟きに、小さく頷く]俺だって、そう思いたいよ……。[けれど、幾つもの資料を辺り、可能な時は無理をしてでも現地に赴いて。集めた伝承は、事実としての裏づけを得るに足るもの。けれど]少なくとも。ここで、こういう事になってほしくはなかった……さ。[零れ落ちるのは、実在を認めているからこその、本音]って……ライヒ? 大丈夫か?[それから、揉み解す仕種に気づいて。軽く首を傾げた]