―宿屋食堂―……ああ、そうか。そりゃ確かに参るな。[アーベルの言葉>>48に漸く思い至り同じ表情を浮かべる。何かと問われるとワインの瓶を取り出した]別の物ってのはこれだ。同じラベンダーの匂いを移した白ワイン。大人向け、ってね。[明るい場所であればほんのりと花の色が移った液体を軽く揺らしてにんまりと笑う]