――――…うん
ベッティは我慢強い子だから
[従妹を識るらしきアーベルにはそう伝えて。]
アーベル君はまた何処かに行っちゃうのかい?
……そっか、でも、誰を望むかはベッティ次第なのだよ
[其れだけ言うと、何処か含ませた物言いの青年をじ、と見遣る。
流石に彼が何を想うかまでは知る由もないが、]
…君が彼女に対してそう想うのなら、僕はその言葉、覚えておくのだよ
[無理にとは云わず、少なからず彼の意をくもうとして。
>>49イレーネから紅茶を所望されると、はぁいと挨拶をひとつ。]
解ったのだよ、お砂糖やミルクも一応用意させてもらうね?