―談話室―[穏やかな笑み>>25に返るのは柔らかく。肩に舞い降りる蒼を一度藍鉄が見遣って、頷く]……ん、いってらっしゃい。[老尼僧に頭を下げて出ていく背に手を緩く振り。更に追うように出ていく他の男性陣に苦笑した。一度落とした視線ですぐにその色は振り払って][その向こうに見えた、赤。荒れる前に帰れていればいいと思ったけれど、そうも行かなかったらしい。どう対応しようかなあと内心悩んで、諦める。為るようにしかならないだろう、と椅子に歩んで]