[向けられる嬉し気>>66な笑みに、僅か眉が下がったのは気づかれたか。エーリッヒを追うように駆けだすのに僅かに遅れて歩き出し] …………。[建物の中に入る直前、足を止めて空を見上げた] ……親父殿。 恨むぞ。[小さな声でそう呟いた後、一度二階の客室へ。着替えを用意し、改めて向かうのは浴室。湯を使うとほんの少しだけ、張りつめたものが緩む気がしたが] ……緩みきるわけにも、いかんよなぁ。[これから先、己が為すべき事。そこを揺るがせる心算はないからこんな事を呟いて]