― テレーズ宅 ―[結局、心配したソーヤに送られる形で家まで帰り着いた。「日頃の行い」>>56という言葉には「そこまで言う?」と軽くむくれたりもしたのだが、事実なだけにそれ以上はどうしようもない]ありがとう、ソーヤ。[それでも、別れ際には、微笑んで礼を言った。彼がいてくれなかったら、もっと具合が悪くなっていたかもしれないのは確かだったから]