―エーリッヒの住居前―……。うーん。[僕が話したい事と言ったら、迷うくらいにたくさんあるのです。例えば昨日の夜読んだ物語の事だとか、今持っているお菓子を買いに行った時の話だとか、どれも他愛ないものばかりですが]えっと、それはクッキー……あ、マカロン、かな?[考えているうちに、包装紙の一つが彼の手に渡りました>>64。チョコレートやキャンディよりも少し大きめの包みだから、多分それだった……はずです]