守りたいって…言った、じゃない。 なのに…、どう、して…… ─────アーベル……![彼の名を呼んで、その肩に顔を埋めるようにして泣き崩れた。しんしんと心も身体も冷えていく。静かな雪の森に、暫しクロエの嗚咽の声だけが響き*続けた*]