─ 宿泊施設・廊下 ─
[ここまで聞こえてくる悲鳴>>73に、ほんの僅か、目を伏せる。
あー、これだけは慣れないわー、なんてぼやきは心の内に落として]
……まあ、そういう事、だよねー。
[出てきたゲルダの言葉>>81に頷いて。
その手に巻かれているものに気づいてひとつ瞬いた。
昨日、別れた時にはなかったはずのそれは、何を意味するのか。
先のシスターの叫びからして、彼女はまだ、見つけられてはいないと読めるのだが]
(ちょい、ヤバいかもなー……)
[仮に見出されていなかったとしても、綻びになるかも知れない、と。
そんな考えがふとね過った。**]