―― 渡り廊下 ――[急ぎ駆けつけたその場所に、もうその人は現れていて>>70祈りを捧げる姿に立ち止まる。] シスター……ごめん。[何を謝っているのか自分でもわからないままそう零して。立ち上がる姿を目で追った。>>77「どうにか出来ることなのでしょうか」その答えを、今の自分はまだ持たない、けれど。] どうにかしないといけない。 これ以上、犠牲が増える前に。[呟くのは普段とは違う自分。*]