― 廊下 ―ま、それはねぇ…。[>>86一言で済ませたくないとのハーヴェイには、今度は苦笑をつくる。>>87なおラッセルの呆れた顔にはあっはっはと悪びれもせず笑っておいた。]えー、ちょっとくらい息抜きだって大事でしょ?それが運のツキだったわけだけどー…。[そんな話の最中、ふと随分静かになっただろう館の何処かから、細い声が聞こえるとぴたりと手は止まる。]お嬢様?ちょっと失礼行ってくるわ。[話がどこまでか進んだ頃に、さっさとその場を離れて幼い主の泣き声する方へと走り出した。]