―→自身の客室―[そういえば部屋の位置を知らなかった。適当に開いて他の人の部屋だと困る。だから、誰も困らない場所を選んだ。――彼女は、困るかもしれないけれど][自身も腰を下ろすようにベッドに彼女を下ろし。向きを変え、静かに横たえる。柔らかな布団をそっと被せ、ぽふり、撫でて]……後悔したって、仕方ないのはわかってるけど。もっと、話せばよかった。[零れたのは言葉と]……っ、[溢れた、雫]