─ エーリッヒの部屋→廊下 ─[父の服に紅をつけてしまった。それでもまだ紅の残っている手を離して顔を擦り、顔も朱くしながらレナーテ>>80を見上げる]っく。[父に庇われて>>89はいたけれど、妖艶な笑みにゾクリとして足が竦んで出遅れ、鼻で笑われ>>89顔を歪めた。上手く歩けず、部屋の外までは抱えて運んで>>95貰って]うん。でも、ごめんなさい。ごめんなさい。こんなことになるなんてっ。[一度下ろしてもらえば、怪我はしてないと頷いて。また顔を強く擦った。花弁のような筋が頬に残る]