[嗚咽を堪えるように僅かの間が空いて。すぐにそれは左腕によって拭い去られる][泣いてる場合じゃない。まだ、終わってない]……行ってくる。全部終わらせたら、一緒にかえろう、ね。[そっとあかい髪を撫でて。部屋を、飛び出した]