[湯気が薄くなったスープ手にとる。半分程になった中身。をやや行儀悪く口をつけてほとんどを飲み干して、>>85 イレーネの誘いに顔をそちらに向けた。ことり。と、皿をテーブルに置く。] ……。[ち。ち。ち。と三秒ほどを数える間が空いて] うん。ボクは、そこでも──十分だ。 狩りが、直接に見られるなら。 [イレーネを見てこくり。と頷いて、それから、返事を待つようにまた視線を彼女の兄に戻した。]