[それから見えたのはイヴァンの姿>>72。 彼が驚くのも無理は無い、と、この時まだその場に居た ヴィクトールの姿を一瞥しながら、ベルナルトは思う。 その彼が机上のものに目を向けているのを見て、 己の口からの説明は要らないだろうと口を閉ざす。 黙っていたのは、気の利いた言葉が浮かばなかった故でもあったが] ……捌く、か。イヴァンらしいね。 君の得意料理が食べられるなら嬉しいけれど。[彼が広間を後にする>>73のを見送る際に、 特に彼に届くとも思わずにぽつりと零したのはそんな声。]