─ 聖堂・外 ─……お茶、を?[笑みと共に向けられた言葉>>99は、意外で。天鵞絨は、不思議そうに瞬いた。自失と覚醒の合間で揺れていた意識はその言葉と、背を緩く叩く感触で、覚醒の側へと傾いて]……わかり、ました。[今はここにいても、何も出来ない。それは感じられるから、ひとつ、頷いた]