[そのうちシチに紅い石を差し出されて、首を傾げた]もらって良いのか。[主人を見、返答を得てから]ならばいただこう。[特に遠慮することはなく、石を手に取る。普段触れる機会がなく珍しかったのか、もらったそれをしばらく掌の上で転がして眺めていた]