[男に、鬼が何人いるかなど知る術はない。 知っていたところで、それでも見つけた鬼を狩る事だけに専念しただろうけど。]ははっ……ああ、俺だけ見とけ。そして、俺に狩られとけ。[離れる間合い、牽制するようにゆらり、鉈を中段に構え。]ほかのヤツにゃ、あんたをヤれねぇだろ。