――ゼルギウスの部屋―― …――っ、[ゼルギウスが呻いても手を離す心算は無い。絶対に根負けしない、つもりだったけれど、やはり火炎を消す流水の力には――弱く。 限界まで我慢した後 目の前は真っ暗になった。 ゼルギウスの残した言葉>>112が やけに遠く聞こえ] …――、ぅ……――、[床に倒れると、意識を失った。自身がドアノブを溶かしたせいでこの部屋に人が入る事を簡単でなくしてしまったなぁ、と、僅かに後悔しながら**]