冒険家 ウィル

急にごめんなさいねぇ。
あまりにも綺麗な髪だったから、つい。

[手の届かない位置でこちらを見上げる相手>>115に、にっこりと微笑んで。
先の非礼をまず詫びる。
両腕を胸の下で緩く組んで、これ以上は手を伸ばさない意思を態度で示した。
それが女性的な仕草となってしまうのは、もはや仕方の無いこと]

この森にいるってことは……アナタ、この森に詳しいのかしら？

[表情を柔らかい笑みに変えて、差し障りの無い話題を口にする。
その反応を見るために、細まった瞳が目の前の人物をしばし見詰めた]