ああ、手当てしてもらえたなら何より。[サーシャと名乗った男に頷く。]まぁ、道から外れなきゃぁたいしたことないんだが。うっかり道を外れちまって、そんで……ってのがね。[肩すくめつ。 一瞬会った視線>>101、会釈を返し。]ああ、麓の宿ってあの辺りかな。おつかいの最中に、か……。[ふむ、と考え込む。 麓から女の足で来れる距離、そして山から捻挫した状態で来れる距離。 なら自分の住処ともさして離れていなさそうだ、が。]偶然、な……。