─第三階層・研究責任者室─
[中に通され話された内容はまずPMCが逃げるに至った経緯について。
どうも捕らえて第四階層の檻にいれていた生物の一つがPMCが擬態していたものでそれが逃げ出したようだということ。
中身が空になっていたのに気づいたのは放送を流したすぐ前のことで最後に檻の中のカメラに写っていたのはアメーバ状の生物、つまりPMCだったということ]
逃げた先は不明ですか…。
それで調査というのはやはり第四階層の貨物室ですかね?
[すでにその檻のあった区画は物理的に閉鎖済みでゲート以外から出入りは不能にしてあることを伝えられる]
まぁ、元からあそこはこの船でも限られたものしか入れない区画ですから誰かが立ち入ったりはしていないはずですが。
わかりました。確かにその調査は私の仕事ですね。
[加えて自分の方でもPMCに寄生されたものを見分ける方法を探ってみると。
その研究の手伝いなどはスティーヴが適任なのだろうかとその話題になると彼の方を見た]