あら、一応考えてるのね。でもこんなに懐かれるほど関わったのなら、突き放すような態度は感心しないわよ?何があったか知らないし、聞きたくもないけど。支えが無くなったら脆いものよ。人も、物も。まぁいつ何が起こるかわかったもんじゃないのは同意するけど。…それがアンタだけに当てはまると、思わない方がいいわよ。[後半は利吉にだけ聞こえるよう、低い声で呟いた。]