[コーヒーカップを傾けながら、もう一度、室内を見回す。
疑念が燻るのは、二人。程度としては、同等]
(迷ってる余裕は、ないんよ、ねぇ……)
[確証が得られない以上、その二人のどちらかを選ばなくてはならない。
誰しもがそうで在り得る状況である、なら]
(理由の多く在り得る方……か)
[思考の確定。室内をぐるりと流れた視線は一瞬だけ、カルロスに留まり、すぐにカップへと落ちて、それから]
……ってー……そういう意味じゃあ、ないんだけどねぇ……。
[オーフェンの疑問の声>>124に、思いっきり脱力した。
勢い、猫の尻尾もへんにゃり、となる]