― 宿 ―[修道士>>118に促されて、のろのろと椅子に座った。行商人>>120の労る声に視界が滲んで目を擦る]そうなんだ。首は無かったけど。食い千切られたような痕があって。[デザイナー>>123に何度も目を擦りながら、震える声で答える。返ってきたのは鈍い物音だった。驚きで視界を滲ませていたものがどうにか止まる]