― 二階/客室 ―[少し性急過ぎただろうか、と、ヒューバートの表情を見て思う>>126。差し出されたそれを受け取って、手の上で転がして]これは……?[問いかけるまでも無く、その石について語られるのを聞いて]この石に、その様な力が……?[にわかには信じられず零した言葉は、消える前に疑問の色を映す]私を、ですか……?それは、一体どういう理由ででしょうか?