[>>107これからどうするのか、と聞かれ、団長は闇の者を見つけ出して殺さねばならないと説く。
聖花を宿した者の務めだと言う彼は、今まで知っていた彼とは別人のように見えた。
此処にいる者達は、皆この村で暮らしてきたものだ。
――外からやって来た者達も、皆。
皆、こんな事をするようには思えない。
彼はこの村で共に暮らしてきた仲間を手に掛けられるというのか。
>>109>>111幼馴染が己と考えたのと同じ事を口にする。
>>118そんな彼も冷静さを欠いていた。
顔色が悪い彼の傍に近付いていったのはシスターだった。]
…っ、ユリアン?
[そういえば、先程から肩を気にしていたように思う。
何処かで痛めたのだろうか。
彼やリディの様子を案じてか、シスターは一時解散を求める。]