[そこで、ブリジットは何か言おうとするだろうか、それを手で制して]
薬師は人を助けるものだ。
自分の持つ技術と薬草を駆使して救えるものを救う。見習いだとしても、そうして生きてきたつもりだ。
[だから自分から殺してはならない。薬を悪用するような真似はしてはならない。]
でもそれじゃあ…駄目だからさ。
俺は人狼が誰かわかっていて、それを見逃すことは出来ない。
[薬師として反しても]
この事件を巻き起こした…「人」の要素…死んだものの正体がわかるものとしてもその責務を負わないといけない。
[その言葉に誰を見つけたことになるかはブリジットもわかるであろうけれど...はただ巻き込まれただけの人間へと、悔いるようにいってブリジットを静かに見つめた]