あら、そうなの。
大きな樹があるからもしかしたら神聖な場所なのかもとは思ってたけど…。
いくら歩いても出られないのは、そこに引っかかってたからなのね。
[為された説明>>129に納得するような態。
実際何かに引っかかったような気配はあったため、それに対する納得でもあった]
白の花に咲く、黒い蔦。
それが目印なのね。
ありがとう、これで森を抜けられそうだわ。
(白に黒、この症状、……あの辺りかしらね)
[伝えられた森を抜ける方法を繰り返し、感謝の笑みを相手に向ける。
立ち入りを拒む力と同質の気配。
それを相手に見出して、それを織り成す象徴と指を苛む症状を繋げて『伝承』についてのあたりをつけた。
ただ、その内容と目の前の人物との相違に僅かばかり首を傾ぐ心持ちにある。
尤もそれを体現することは無かったが]