─ 大広間 ─
もっちろん。
そのために動かしたんだから。
[良いのかと問うオリガ>>144に頷いて、僕はもう一度笑った。
オリガがソファーに座るのを見れば、その傍らに立つようにして。
僕もまた暖炉の恩恵に与る]
どう致しまして。
…さっき手を繋いだ時、冷えてたみたいだったからさ。
早く温めてあげたくて。
そうだ、温かい飲み物が無いか聞いてこようか?
中からも温まった方が体温も戻るだろうし。
[綻ぶ表情>>145と感謝の声。
それを見、聞けて嬉しいと言う表情は隠すことなく表して、僕はもう一つ提案を口にした。
僕自身、何かお腹に入れておきたくなってきたからだ]