[ゲルダを信じ切っていると言われて、小さく息を吐く] ……私たち商人が最も尊ぶものが何か知ってる?。 それはね、真実の言葉だよ。 商いは全て信用の上に成り立っているからね。 それは、どんなに悪辣な商人でも理解しているはずさ。[一度言葉を切り、此方を注目する視線に振り返ってから] ゲルダさんは嘘を言わなかった。 それが、全てさ。