[上段の構えから振り下ろした一撃は、跳躍した剣士よりなお高い位置より振り下ろされる>>145。 それは彼の左肩を捉え、体勢を崩すに至って。 砂へ落ちる彼>>146を高い位置から見つつ、こちらは両足で砂を踏む] や、やった……。[初めての対人勝利、呆けたように感触残る左手を見て。 しかしぼやくような声を聞けば、左手を一度握り締めた後、槍を持ち替え彼の方へ向き直る] おい、大丈夫か?[肩から砂へ染みる紅を一瞥しつつ、砂の上の剣士向け右手を差し出す]