ああ、あそこでもっと速く高く跳ばれてたら、どうなるかわからなかったな。 でも……楽しかったぜ。 勝てたから、とかじゃなくてさ。[本当に勝っていなくても同じ台詞が言えたか、はともかく。 少なくとも今は本心からその言葉を言って、にっと笑い掛ける] 兄ちゃん、名前なんてーの?[ごく自然にそんな問いを口に出しつつ。 肩の傷は、応急手当くらいなら出来るだろうか、と思案する*]