─住宅街・アヤメの家─そうよ、ね。やぁね、私ったら心配性で。[ダメね、と苦笑しながらレッグに頷いて。隣からケーキを、という言葉には瞬き一つして]え、まだ良いんじゃない?ノブくんもパトラッシュさんも戻ってきてからでも遅くないし…それに。[外は危ないわ、と言いかけて。今、危なくない場所なんてあるんだろうかと考えが過ぎり、言葉が途切れた。]…ううん。取りに行くならやっぱり、パトラッシュさんたちが戻ってきてからで良いんじゃないかしら。