―→双子部屋―
[エルゼリートの心配を時折深めるようにかくっと崩れそうになるだろうか、それでも壁伝いにこけることなく部屋にはついて]
ごめんね、エルゼさん……ありがとう……
[やっぱり謝罪の言葉が先にきて]
さっきのアーベルと、ナターリエさん、なんだったんだろう……?
[見分けがとか、そんな話だった気がして、ぽつりと漏らす。
自分はまだ、ナターリエが自分たちのことを誤認せずに皆を呼びに言ったことも、自分が夢の中で魘され、漏らした言葉のことも知らなかったので、疑問の声を上げる。
エルゼからその辺の話があれば、先ほどの会話やアーベルの呟く声に納得するだろうか]