─ 第一階層・通路 ─おー!覚えてねぇ!でもノブにーちゃん、名前にーちゃんのとーちゃんとお揃いなんだな。[覚えなくていい>>155には当然のように返事をする。知らない名前や苗字ばかりで一度聞いただけでは無理だった。父親とお揃い、というのは理解できて、それにはなんだかにへらと笑った。背中をぽんぽん叩かれると>>156、安心したように父親に笑う。その胸中とこれからなど、当然知らずに今は安心の只中にいた。]