[そうこうしている内に訪問者が来て、婆は腰を上げた。扉の外には青い髪の青年と林檎の籠]あらまァ、たくさん採ってきたねェ。上等上等。明日腕によりをかけて焼くから楽しみにしときなァ。坊にもそう言っといてくれさね。[捨て台詞通りにアーベルが宿主の分を要らないと言ったかどうかは、さて*]