人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


演奏家 オトフリート

―屋敷の裏で―

[どれだけ佇んでいただろう。
エーファが何かに気付いたように駆け出すのを見れば、その先にいたのは彼の相棒>>115
無事を確かめるように黒猫を抱えるのに、口元にだけ笑みを浮かべる。
彼から大事な物全てを奪わなかった、人狼に残った優しさに。

短剣を拾い上げ、その様子を見ていたユリアンにも、どこか安堵の色が宿る>>125

今、はっきりと「終わり」が見えているのは、影をなくした男と先に逝ってしまった人たちだけ]

 イヴァンも、屋敷の中に運びましょう。
 彼だけここにこのままにしておくわけにいかないから。

[彼らとて、なりたくて人狼になったわけではない。
死んでしまえば、人狼かどうかなど関係ないから。せめて、最後は人として見送りたかった。

一人で運ぶのは無理でも、力をあわせればと
他も同じように考えていたのなら、運ぶのはそう難しくはないはずだ。*]

(168) 2017/01/23(Mon) 21:51:10

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light