ま、他に食ってく手段がないからなー。
慣れたくなくても慣れてる、って感じかね。
[実際の所、そうしないとやり切れない……というのは言わずにおいて。
遠い目をする様子には、ちょっと首を傾げたものの、問うより先に手が取られ、砂から引き起こされていた。>>164]
フェン、か。
……百人斬りって、目指してなんかあんの?
[返された名乗りを受け取った後、先ほどは流した疑問を口にしつつ]
あー、治療はだいじょーぶ、だいじょーぶ。
こんな事態には、すぐに対処できるようにしてるから、な。
[顔を顰める様子>>165に、く、と短く笑った後。
肌身離さぬケースから引っ張り出すのは、治癒の効果を持つ組み合わせのカード。
何か在った時のため、予め写して持ち歩いているもの。
言霊に応じて砕けるそれが振り撒く治癒の力に一息つきつつ。
はて、そもそもなんで勝負する事になったんだっけ……と思った頃には、ある種の発端は第二撃を喰らっていたとかいなかったとか。**]