─ 宿 ─[微妙に途切れた仕種>>174に、滲むのは苦笑。『自分の身より、使命が大事、っていうのが多いんでしょ』少し間を空けて、返したのは、そんな仕種。それから、改めてぐるり、と宿の中を見回して]あ、そうそう。ヘルムートくんや、君もこちらに泊まるのかな?頼まれた本、一応持ってきてるんだけど。[食事をしているヘルムートに呼びかける。これもこれで、この非常時に、と突っ込まれそうな物言いではあるが。せっかく持ってきたものを、無駄にはしたくなかった。何せ、重かったし]