えと…お兄さんたちは、ナタルお姉さんの、お友達?
[髪の長いお兄さんにも身体のおっきなお兄さんにしたのと同じように挨拶をした後、それぞれの顔を見て首を傾げ。
ナタルに頭をぽふ、と撫でてもらうと嬉しそうに擽ったそうに笑った。
宴のことを聞けば、そういえばそれもあったね、とまた瞳を輝かせて。]
ウタゲも、楽しいんだよね。
楽しいの、いっぱい。うれしいな。
[にこにこと笑むナタルに負けないくらいにこにこ顔で見上げていたが、エーリのご主人さまがこちらに挨拶を返してくれたのにそちらを見ると、おっきい身体でエーリと同じような人懐こい印象の笑顔があって。
自然とこちらも笑顔になって首をかしげた。]
お兄さんも、エーリッヒちゃんに助けてもらってる、の?
私もね、さっきまで、お背中乗せてもらったの。
迷子にならなくてすんだんだよ。